警告灯が伝えるトラブル

警告灯が伝えるトラブルのこと

油圧警告

 

車のエンジンは極めて精密に加工された多くの金属備品を組み合わせて作動しています。これらの部品が正確に計算どおりに作動するためにはミクロン単位の精度が要求されます。また、シリンダー内部ではガソリン等の燃料が爆発したり、吸排気バルブが作動するなど、極めて高い密閉性も求められるのです。特にシリンダーとピストンは金属同士が摺動する部分です。ピストンとシリンダーは別々の部品ですが同時にこれらはほとんど隙間のないような精度で組み上がっていなければなりません。これら金属同士がこすれ合う部分で働くのがエンジンオイルです。エンジンオイルはエンジン内部のありとあらゆる摺動部分に行き渡り、金属同士がこすれ合う部分に浸透することで、焼き付きを防ぎ滑らかな動作を可能とするのです。したがってエンジン内部には一定の圧力がかかった状態でオイルが循環しています。この油圧が低下した場合に警告灯が点灯します。オイルの圧力が低下したということは、その潤滑経路のどこかに漏れが生じている可能性があります。そしてオイルの量が低下してしまった場合にはいわゆる油切れを起こし、ほどなくしてシリンダーとピストンが焼き付き、修復不可能な状態となってしまいます。オイル警告灯が点灯した場合には速やかに販売店等に持ち込み点検を受けることが肝要です。

 

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